また崩れた。

一度直ったはずだった。チャットを分岐させることでロゴが安定した、そう思っていた。しばらくして、また全然違うロゴがアイキャッチに付いていた。

結局、安定した運用にたどり着くまで2時間かかった。

最初の失敗:ロゴ入りで一発生成

このブログのアイキャッチは、最初「背景・タイトル・ロゴ全部まとめてAIに生成させる」という方針だった。

ロゴだけ単体で書かせると正しく描ける。ところがアイキャッチ全体に組み込ませると崩れた。形が変わる、文字が歪む、10回生成すれば10通りのロゴが出てくる。

一時的な対処:チャット分岐

ロゴが正しく描けていたターンのチャットに戻り、そこから新しいチャットを分岐させる方法を試した。これでしばらくは安定した。解決したと思った。

再発:今度は全然違うロゴが付いた

しばらくして、また崩れ始めた。今度は「少し変形したロゴ」ではなく「全然違うロゴ」が付いていた。分岐させても直らなかった。

2時間かけてたどり着いた運用

ここから試行錯誤が始まった。実際にやってみて起きたことを記録しておく。

「生成した画像のロゴだけ消して」→ なぜかできない すでに生成された画像からロゴ部分だけを消す指示を出した。できそうに思えるが、これがうまくいかない。ロゴを消そうとして背景まで変わる、別のロゴが生まれる、といったことが起きた。

「左上を開けて」という曖昧な指示→ 必要以上に開きすぎる 左上にロゴ用の空白を作りたくて「左上を開けて」と指示すると、画像の3分の1が空白になったりした。「左上15%」と数値で指定しないと伝わらない。

「エリアのガイドを入れて」→ ガイドがロゴの裏に残る 「ここにロゴを置く」という目印としてガイド枠を入れてもらったことがある。後からロゴを合成したとき、そのガイドがロゴの下に透けて残っていた。必要なのはガイドではなく、ただの無地空白だった。

「タイトルは入れないで」→ 記事タイトルまで消えた ロゴエリアにタイトルを入れてほしくなくて「タイトルは入れないで」と指示した。すると記事タイトルそのものが画像から消えた。「ロゴエリアには入れないで」と具体的に指定しなければ伝わらなかった。

「記事タイトルを入れて」と再指示→ 絵の上に文字が乗った 記事タイトルを入れ直してもらったら、パソコンやノートのイラストの上に文字が重なって配置された。背景と文字が混ざって読みづらい。指示が曖昧だと、AIは「どこかに入れる」を実行するだけだ。

たどり着いた解決策

2時間の試行錯誤の結果、シンプルな役割分担にたどり着いた。

  1. アイキャッチの背景とタイトルを生成する(ロゴは入れない)
  2. 左上15%は完全な無地空白にする(ガイドも枠も入れない、ただの空白)
  3. 正規の透明背景ロゴオーバーレイを後から合成する

生成AIがやることは「背景と雰囲気を作ること」だけ。ロゴの再現性は後合成で担保する。これで安定した。

曖昧な指示はAIに通じない

今回の失敗を並べると、ほとんどが「指示の曖昧さ」に起因している。

「ロゴを消して」「左上を開けて」「タイトルは入れないで」——どれも人間同士なら通じる表現だが、AIには通じなかった。文脈を読んで補完するのではなく、言葉通りに実行する。

指示は具体的に、数値で、範囲を明示して出す。これがAIに指示を出すときの基本だと、改めて思い知った。