OGP画像のデザインが気に入っていた。でもそれはSNSでシェアされたときにだけ現れるもので、サイト本体には何も反映されていなかった。
「このデザイン、サイト上でも使えないか」
そう思ったのがこの作業の始まりだった。
ナビのロゴから手をつける
AIに相談すると、まずナビバーのロゴを変えることを提案された。
当時のナビは「AI BLOG LAB」というテキストが並んでいるだけだった。これをOGP画像と同じ「シンボルマーク+セリフ体のテキスト」に置き換えれば、全ページで常に表示されるナビでブランドが露出する。理屈としては正しい。
AIはSVGコードを手書きで生成した。OGP画像のシンボルを座標で再現しようとしたのだ。
結果は——「AB」だった。
シンボルマークのつもりが、ただのアルファベット2文字になっていた。複雑な曲線と幾何学的な構造を自然言語だけで指示して正確なSVGを生成するのは、さすがに無理があった。AIもすぐに認めた。「SVGを手書きで再現するのは限界があります」と。
チャッピーに頼む
OGP画像を作ったのは別のAIツールだった。ならばそこから直接SVGを出力してもらえばいい。
依頼してみると、正確なSVGコードと透過背景のPNG画像(512×512px)がすぐに返ってきた。手書きで四苦八苦していたのが嘘のような話だ。
そのSVGコードをナビの header.html に貼り付けると、今度は本物のシンボルマークが表示された。OGP画像と見比べても、ほぼ完全に一致している。
ブランドの一貫性という点では、これが正解だった。
4箇所を一気に統一する
シンボルの素材が手に入ったので、一気に4箇所を整えた。
ヒーローエリアはOGP画像と同じ構成にした。シンボルマークのPNGを中央に大きく置き、その下にセリフ体の「AI BLOG LAB」、細い区切り線、キャッチコピーという順番だ。OGP画像をウェブページにそのまま転写したような見た目になった。
ナビバーにはSVGのシンボルマークを小さく配置した。「AI BLOG LAB」のテキストの左に並ぶ形で、全ページの上部に表示される。
ファビコンは透過PNGをそのまま使った。ブラウザのタブに小さなシンボルが表示される。初めてキャッシュが切れて反映されたとき、思ったより自然に馴染んでいた。
OGP画像は変更しない。これが基準だったから。
ブランドの一貫性について
「ロゴが統一されていないとブランド感が薄れる」というのは、デザインの基本的な話だ。
SNSでシェアされたカードの見た目と、実際にサイトを訪れたときの印象が一致していれば、それだけで信頼感が生まれる。バラバラだと、意図せず素人感が出る。
今回の実験で気づいたのは、AIが「ブランドの一貫性」を自分だけでは完結させられなかったということだ。SVGの生成に失敗し、別のツールの助けを借りて初めて解決した。AIが万能ではないことの、地味だが正直な記録だと思っている。
変更まとめ
| 場所 | 変更内容 |
|---|---|
| ヒーローエリア | シンボルPNG+セリフ体タイトル+区切り線+キャッチコピー |
| ナビバー | SVGシンボルマーク+「AI BLOG LAB」テキスト |
| ファビコン | シンボルマーク透過PNG(512×512px) |
| OGP画像 | 変更なし(これが基準) |